コンクリート磨き仕上げの前にモックアップを実行すると、どのダイヤモンド工具が最も少ないステップで研磨目標を達成するかを決定するのに役立ちます。(写真提供: DJ. WHITE - LinkedIn)
*本記事は、Concrete Decor & Professional Trade Publications Inc.,の許可を得て、株式会社TOGUYAが日本語に訳した記事です。
日本語訳の転載の際には、当サイトからの転載である事を示す必要があります。
コンクリート磨き仕上げのモックアップ、最も重要である!
原文(Polished Concrete Mockups: Make Them Count)
コンクリート磨き仕上げを始める前に、モックアップ を行うことには多くの利点があります。
以下5つの利点を紹介します。
1.現場環境の確認ができます。
電力、駐車場、荷積みと荷降ろし、水、廃水処理、ごみ置き場、エレベーター、照明などの現場環境を事前に確認できます。
2.コンクリート硬さの確認ができます。
モース硬度試験を事前に実施することで、必要な工具の番手を知ることができます。
普段モースキットでスクラッチテストをすると(9)、(8)、(7)のレベルが出る場合が多いです。そのテスト結果に従って、工具の番手順を決められます。
3.骨材の確認ができます。
たとえば、砂骨材までの露出が仕様に含まれている場合、#70のダブルセグメント、#70のシングルセグメント、および#30のダブルセグメントを同じボンドで試すことができます。
完了したら、表面をきれいにして検査を行います。どの番手のダイヤモンド工具が最適なのか、どれが不十分であるのかを確認します。
よくわからない場合は、同じ番手で違う何種類かのボンドを試してみてください。これによって、ダイヤモンド工具の寿命と切れ味の確認ができます。柔らかすぎると工具の減りが早いです。硬すぎると作業時間が長くなり、時間の無駄になります。
4.ダイヤモンド工具の使用順と工程を決めることができます。
たとえば、ある程度の光沢が要求される場合は、どのダイヤモンド工具を使い、どの工程でその目標に達成するかを事前に決められます。
いくつかの異なるスタイルを試してください。2工程目のメタル(#70)の代わりにハイブリッド工具を使用するか、二つの番手のハイブリッド工具を続いて試すか(#50、次に#100)。
次に、表面強化作業の後に、レジン#200を使用して、バーニシャーに#400の仕上げパットで仕上げるかなど、いくつかの工程を試して下さい。
普段、 本施工の前に2人のスタッフが先にモックアップを実施します。その後スタッフ全員が本施工に入ります。しかし、初日からスタッフ全員がモックアップを実施して、本施工に入る場合もあります。明らかに前者の方が生産効率が高いです。
5.発注先から事前承認を得ることでクレームを防ぐことができます。
所有者、建設管理者、建築設計士、ゼネコンなど、いずれ方からでも、書面で事前承認を得ることができます。
数多くのモックアップ写真を撮り、光沢測定器で床の光沢数値を測定します。モックアップと同じ基準で作業を行った場合でも、施工が終わった後にクレームが出た場合もあります。その備えとして、モックアップデータを必ず保管してください。