私たちは

 

私たちは、新たにコンクリートフロア事業にチャレンジする新しい会社です。

私たちは、今まで石の加工(研磨)と施工に使われるダイヤモンド工具、ケミカル製品、工法と機械のアプリケーションを提案する事業に関わり、経験と技術を積んできました。
自然素材である石は、規格化され均一な品質で生産される工業製品とは異なり、産地によって異なる材質と強度を持つ多様性がある素材です。
多様性がある素材を加工することは、異なる特徴を把握し、柔軟に対応する必要があり、その作業は常にリスクを伴い、マニュアル通りにはいきません。
私たちがコンクリートフロア事業に参入しようと決めた理由は、石を加工する工程とコンクリートを削り、磨いていく作業は共通する部分が多く、今まで培ってきた経験と技術を活かし、新たな価値を皆さまに提供したいと強く思ったからです。

従来、日本ではコンクリートは構造物を造る材料として使われ、多様性が無い、規格化された均一な工業製品として認識されていました。
しかし、近年コンクリートは構造物だけではなく、フロアの仕上げ材、壁と天井のパネル材、家具、インテリアアイテムなど、様々な領域で使われるようになりました。

コンクリートを構成する素材の全体積の約70%~75%を占めている骨材(石と砂など)と残りのセメントの原料・燃料(クリンカーと石膏)も自然からできた素材であり、自然素材が持つ多様性と個性ある材質を、コンクリートを磨くことで表現できるようになっているからです。
私たちは、コンクリートの多様性が持つ可能性を、構造物の領域(土木建設)に留まらず、もっと多様な表現ができる存在として皆さまにお伝えしたいと思っています。

私たちの新規事業のスタートラインは、仕上げ材としてのコンクリートフロアの素晴らしさを皆さまに知ってもらいたいという願いです。その後は様々な領域でコンクリートが持つ可能性を追求し、新たな価値を提供していきます。